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2009-04-06 (Mon)

桜 002.gif


【小説・人間革命】 
- 潮流60 -

2009年4月6日


- 潮流60 -


 衣装製作の作業場は、ロサンゼルスをはじめ全米九カ所に設けられた。
 サラー・アポンテは、ロスの作業場で、衣装のデザインや型紙作りなどを担当してきた。デザインが決まると、十二のサイズの型紙を作り、各地の作業場に、布とセットにして送った。それをもとに、一人ひとりの出演者の体形に合わせて縫製するのである。
 ロスの作業場は、大きな倉庫であった。皆、仕事を終えると、喜々として集って来た。それぞれが、職場や家庭のことなど、さまざまな悩みをかかえていた。共に 作業に励むなかで、互いに悩みを打ち明け合い、励まし合うようになっていった。皆で唱題もした。
 この作業を通して友情が芽生え、強い同志の絆が育まれていったのだ。悩みを克服したという人がいると、抱き合い、涙を流して喜び合った。
 メンバーには、使命に生きる喜びと誇りがあった。よく、皆で語り合った。




人間革命 2009.04.06.jpg



 「衣装作りは、コンベンションを支える大事な力よ。木を支える根っこもそうだし、大事なものは外からは見えないものだわ」
 「でも、広宣流布のための苦労は、必ずいつか、福運となって花開くわ。それが仏法の因果の理法ですもの」
 衣装作りは三カ月にわたった。製作した衣装は、全部で二千着になった。アポンテも、不眠不休で作業に励んできたのである。
 この作業は、彼女の大きな人生の飛躍台となっていった。アポンテは、コンベンションが契機となって、ステージ衣装などをデザインする道に進んだ。その衣装には、日常の服装にはない、希望や夢があった。
 やがて、彼女がデザインした衣装が、テレビの人気番組や、有名な雑誌などの表紙を飾るようになるのである。
 人の評価は、必ずしも平等とは限らない。陰の力を見落とすこともある。しかし、仏法という生命の原因と結果の法則は、平等に万人を包み込む。善も悪も、すべては報いとなって自分自身に返ってくるのだ。


カーネーション 001.gif





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