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2009-03-28 (Sat)

【小説・人間革命】 
- 潮流53 -

2009年3月28日


- 潮流53 -


 キャシー・ペレラニにとって、大きな転機となったのは、二年前に日本で行われた全米総会に鼓笛隊として参加したことであった。日本滞在中、何度か、会長・山本伸一の指導を間近で聞くことができた。そのなかで、次の言葉が、彼女の胸を射貫いた。
 「妙法は、大宇宙に遍満する生命の法則です。その妙法の当体が御本尊です。ゆえに、御本尊への信心によって、私たちの生命も宇宙大の境涯になり、どのような夢も、実現していくことができるんです」
 彼女は、目から鱗が落ちる思いがした。心が大きく開かれていった。
 “御本尊を信じ切っていけば、どんな夢も叶うのだ。自分の小さな殻を破って、人間として大きく成長し、社会に、世界に、貢献できる自分になっていこう!”
 そして、大学進学を決意し、勉学と、学費づくりに挑戦した。


人間革命 2009.03.28.jpg


 このハワイ・コンベンションの前年、高校を卒業して大学に入った彼女は、苦学しながらも、喜々として練習に励んできた。
 「希望は最良の財産である」(注)とは、イギリスの批評家ハズリットの洞察である。仏法は、その希望の源泉である。
 ペレラニは、“希望の翼”を広げ、未来へと飛翔を開始したのだ。
 彼女は、ハワイの女子部が、水中バレエを行うと聞いた時、“演技を通して、山本先生に、私の人生の旅立ちを誓う舞台にしよう”と心に決めていたのである。
 ペレラニは、水の中で晴れやかに舞った。誇らかに腕を振り、喜びを全身で表す、その姿には、青春の勝利の輝きがあった。
 一人ひとりが、歓喜と躍動と充実を感じながら生きてこそ、真実の平和がある。彼女の胸には平和の太陽が燃えていた。
 舞台では、世界各地の踊りが続いた。やがて、世界各国の国旗が翻り、四百人を超える出演者がステージと海にそろい、フィナーレを迎えた。浜辺の観覧席にいた山本伸一と峯子は、立ち上がって拍手を送り続けた。





<引用文献>
注 
『ハズリット箴言集』中川誠訳、彩流社 
           









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