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2009-03-23 (Mon)

 



【小説・人間革命】 - 潮流48 -


2009年3月23日


- 潮流48 -


 「アロハ」は、ハワイでは、歓迎にも、別れにも使われる言葉である。深い好意を示す感情の表現であり、それが転じて、友愛を重んじる調和の精神を、「アロハの精神」と言うようになったようだ。
 山本伸一は、この「アロハの精神」は、いかなる国の人であれ、互いに尊重し合い、共存しようとする精神の表れであり、その心は、仏法で説く、「慈悲」と「寛容」に通じると述べた。
 仏法の「慈悲」「寛容」の根底には、生命の絶対的尊厳という哲理がある。それは「いかなる財宝といえども、生命という宝の貴さには及ばない。生命は他の一切に優先して尊厳とされるべきものである。他のすべては、そのための手段であり、方法にすぎない」という生命優先の思想である。
 伸一は、この生命の尊厳観が確立されてこそ、恒久平和の樹立があると語り、メンバーに、こう訴えたのである。


人間革命 2009.03.23.jpg



 「生命尊厳の思想を堅持する皆様方の明朗な実践によって、アメリカの誇り高い勇気と情熱の『フロンティアスピリット』と、友愛と調和の『アロハの精神』とが、見事に融合するならば、アメリカ合衆国が、平和という全人類の悲願を成就する一大推進力となることは間違いありません」
 賛同の大拍手がワイキキの浜辺を包んだ。
 ステージの上で、何度も頷きながら話を聴いていたアリヨシ州知事も、体を乗り出すようにして、惜しみない拍手を送った。
 伸一のスピーチは、州知事の話を、仏法哲理によって裏付けるものとなった。  

 伸一の講演を聴いて、大きな感動を覚えたのは、現地の人たちであった。
 皆、太平洋上の島々からなるハワイには、アメリカ合衆国をリードしていく精神的財産など、ないかのように思っていたのである。
 しかし、伸一は、そのハワイに、アメリカをリードし、世界の平和を築きうる、偉大なる精神の財宝があることを示したのである。それは衝撃的でさえあった。


 


 

 

 




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