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2009-04-08 (Wed)

セントポーリア 101.gif 


【小説・人間革命】 
- 潮流62 -

2009年4月8日


- 潮流62 -


 「私は、コンベンションの大成功を、心から喜ぶとともに、皆さんの献身的な努力を、高く評価申し上げます。この催しの最も重要な点は、人間と人間の共同作業による偉大な力を示してくれたことであります」
 三日間にわたるコンベンションが終了した翌日の二十八日夜、ジョージ・アリヨシ州知事は、感動をかみしめるように語った。行事に協力してくれた関係者らを招いて行われた、答礼の晩餐会でのことである。
 コンベンションは、異体同心の団結の勝利であった。
 アメリカに、世界に求められているものは、まさに、世界の平和と人類の繁栄のための“共同作業”であろう。それには、皆が、尊い仏の生命を具えた同じ人間であるという、仏法の万人尊重の哲学が不可欠である。
 コンベンションは、その哲学の輝きをアメリカ社会に示すものとなったのである。

 

人間革命 2009.04.08.jpg

 


 この席上、アメリカのSGIから、ハワイ州の多大な尽力に対する感謝の意を込め、州立図書館に二千冊の日本語書籍が寄贈されたのをはじめ、養護施設や老人ホームに寄付金が贈られた。また、ホノルル動物園には、「ポリネシア村」が、そっくり提供されることが発表された。
 「宗教の任務とは正義をなし、慈悲心を持ち、同胞を幸せにするよう努力することからなるものと信じている」(注=4面)とは、アメリカ独立革命の思想家トマス・ペインの言葉である。
 SGIの精神も、人類という同胞の幸せの実現にある。ゆえに“社会のために何ができるか”という、社会貢献の眼を常にもって、運動を進めていくことが大切になるのだ。
 晩餐会のあと、伸一は、アメリカの首脳らと、懇談した。大行事を終えた今、アメリカの組織として、何をすることが大切かを、訴えておきたかったのである。
 「ご苦労様! 無事に終了してよかった」
 アメリカの理事長が答えた。
 「はい。みんな喜んでおります」
          

 

 

 


さくら草 104.gif 

 

<引用文献>

 注 A・J・エイヤー著『トマス・ペイン――社会思想家の生涯』大熊昭信訳、法政大学出版局


 

 










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